Fur-feltとWool-felt

少し秋の気配が感じられそうな天気になってまいりましたが、如何お過ごしでしょうか。
これから活躍しそうなフェルト帽子の素材についてご説明致します。
大きく分けますとファーフェルトとウールフェルトになります。
Fur-felt(ファーフェルト)
帽体自体が高価なため、高級帽子の材料としてのみ使用される。日 本で使われるファーフェルト帽体はチェコ製、ポーランド製、中国製が殆ど。
ウサギの毛は中空である為、軽くてしなやか且つ、発色も良く光沢が あることが大きな特長。また、毛足が長く真っ直ぐな為、縮絨後に起毛 が可能であり、起毛後の毛刈りによって、ベロア,ビーバー,アンテロ ープなど仕上げに変化を持たせることが出来る。
$帽子-Pole Pole-ポレポレ-11213
チェコ製ファーフェルトベロア仕様
一つの帽体を作るのに廉価品でもウサギ4~7羽、高級品では30羽 分もの毛が必要となり、そこから帽体の縮絨に適した極僅かの細い毛 のみを選別して使用する。帽体工場の各工程は産業革命期以来、動 力源を除いては基本的に変っておらず、未だ手作業による工程の多 い“手作り品”と言うことが出来る。
Wool-felt(ウールフェルト)
ノイル(羊毛の短毛)を原料とする帽体。
(完成品ではなく)帽体としては、中国製,ポーランド製,ブラジル製 などが流通している。
品質に若干のバラツキがあるものの価格が安いことから、日本では 中国製の帽体が広く利用されている。
ポーランド製は風合いが良く、ウール帽体としては高級品で、中国で は製造困難な薄色や白の帽体も製品化してい る。
$帽子-Pole Pole-ポレポレ-11209
ポーランド製ウールフェルト仕様
以上、フェルトの説明でした。
*資料提供 株式会社サハラ
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Fur-feltとWool-felt」への2件のフィードバック

  1. Bee

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    こんにちは、ツイッターから遊びに来ました。 帽子を作られてるんですね。凄い!
    フェルトっておくが深いんですね!
    また、遊びに行きまーす。

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  2. 三浦よしえ

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    >Beeさん
    ありがとうございます~☆そうなんです!オリジナル帽子のデザイン、製造をしています。また、覗いて見て下さいね。

    返信

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